ロサンゼルスにあるMODERNICA(モダニカ)に行ってきました。今回の訪問では工場の品質を確認したり、日本に向けての様々なリクエストをしてきました。創業者であるJayさんとFrankさんにもお会いして貴重なお話も聞くことができました。
カラッと晴れた良い天気でとても過ごしやすい気候でした。ヤシの木が道路脇に植えられているのですが、想像以上の背の高さに驚きます。
ハリウッド近くにあるモダニカショールームに到着しました。店内はとても広く、ここで全ての製品を見ることができます。
新製品のアプホルスター(生地張り)シェルチェアや、スパイダーベース、セラミックなどをじっくりと見てきました。
次の日、モダニカ工場に行ってきました。広い敷地内にいくつもの古い建物があり、リノベーションされていてカッコよかったです。
シェルチェアの在庫置き場は圧巻です。
家具の製造工程を見せてもらったり、日本向け商品についての様々なリクエストを出してきました。
小さな部品までしっかり品質を確認してきました。ネジもアメリカ製でした。
みんなでランチ。創業者のJayさんにお会いすることができました。Jayさんはとても優しい雰囲気の方で、もの作りについて色々な事を教えてくださいました。
次の日、Modernica Props(モダニカプロップス)に行ってきました。ここはハリウッド映画やTV番組などにミッドセンチュリー家具のレンタルを行っているところです。
世界中から集められた珍しいミッドセンチュリー家具が並んでいて、まるで美術館のようです。
とにかく凄い数です。私達が見ている間にも映画関係者が家具を選んでいました。
ここはテレビのコーナー。時計や照明など映画のセットに必要な物は何でも揃っています。
ここでもう一人の創業者、Frankさんにお会いすることが出来ました。ミッドセンチュリー家具の話やカリフォルニアの建築の話などを伺う事ができました。
モダニカという会社は本当にミッドセンチュリーを愛する人達の集まりで、もの作りにおいては完成した商品はもちろん、作るプロセスをとても大切にしている様に感じました。根本にデザインの歴史やアンティーク家具が好きと言う事があるのだと思いますが、古い家具だけでなく、作る技術を次の世代に繋げることにも力を入れている会社でした。